2017年8月、Nikon(ニコン)D5600 レンズキットを購入して、念願の一眼レフカメラデビューを果たしました。
一眼レフカメラの購入をお考えの方に少しでも参考なれば幸いです。
D5600 選んだ理由
画像引用:D5600 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
今回購入したD5600は、2016年11月25日に発売されました。
D5500やD3400など比較されやすい機種はその場で納得いくまで触り倒しましたが、最終的に選んだ理由は以下の通りです。
- Bluetoothで写真をスマホに簡単に転送出来る(サイズは2M版に圧縮されます)
- モニターがバリアングルで自由自在に動かせる
- モニターがタッチパネル対応
- 撮影枚数がライバル機種より多い
- 軽い
カメラ本体の撮影スペックより、使い勝手の良さで選びました。
D5600 | D5300 | D3400 | |
---|---|---|---|
Bluetooth内蔵 | 〇 | × | 〇 |
モニター | バリアングル方式 | 固定 | |
タッチパネル | 〇 | × | × |
撮影可能コマ数 | 約970コマ | 約600コマ | 約1200コマ |
質量(本体のみ) | 約415g | 約480g | 約395g |
そもそも撮影スペックで比較するとD5600・D5300・D3400では大きな差はありません。
D5600 | D5300 | D3400 | |
---|---|---|---|
有効画素数 | 2416万画素 | ||
ISO感度 | 100~25600 | 100~12800 | 100~25600 |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 | ||
連続撮影速度 | 最高約5コマ/秒 | ||
フォーカスポイント | 39点 | 11点 |
全体的なバランスでD3400と悩みましたが、モニターの使い勝手(バリアングル&タッチパネル)でD5600に軍配があがりました。
少し予算オーバーでしたが、長く使う事を考えて奮発しました。
2018年11月追記
今でもモニターの使い勝手は他の機種を圧倒しています。スマホ感覚で操作できる『タッチパネル』は非常に便利です。
一眼レフカメラ購入時の選択肢
一眼レフを購入する時にはいくつか選択肢がありますが、今回の場合は以下の3つでした。
- 本体のみ
- 本体+標準レンズ
- 本体+標準レンズ+望遠レンズ
本体のみ
画像引用:D5600 – 概要 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
D5600の本体のみを購入する選択肢ですが、初めて一眼レフカメラを買う初心者であれば基本的には選ばないです。
本体だけあってもレンズがないと撮影出来ないからです。
- D5600に使えるレンズをすでに持っている
- 欲しいレンズが決まっている
このような方であれば本体だけの購入もアリですが、私はどちらにも該当しなかったので、この選択肢は外れました。
本体+標準レンズ(購入)
画像引用:D5600 – 各部名称 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
D5600の本体と【AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR】という標準レンズがセットになったものです。これが『D5600 レンズキット』と呼ばれるもので、今回購入したセットです。
レンズキットはセットになるレンズによって表現が変わります。
- D5600 18-55 VR レンズキット
- D5600 18-140 VR レンズキット
D5600 18-140 VR レンズキットの方が価格は高くなります。D5600を選んだ時点で予算オーバーだったため、18-55レンズキットを選びました。
本体+標準レンズ+望遠レンズ
画像引用:D5600 – 各部名称 | 一眼レフカメラ | ニコンイメージング
レンズキットに【AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR】という望遠レンズが追加されたセットです。これが『D5600 ダブルズームキット』と呼ばれるものです。
ここまでくると予算的にも考える余地がなかったのが正直なところです。そもそも初めて一眼レフカメラを持つのに、レンズ2個も同時に手に入れたところで使いこなせないだろうと考えてました。
のちに『D5600を買うならダブルズームキットだった』とあれほど強く感じるとは思いませんでした。
一眼レフカメラ購入をお考えのかたへ
一眼レフカメラは専門性の高い商品です。そのため、購入する際はある程度の知識や情報が必要となります。性能が良くなれば価格も必然と高くなります。
- 何を撮影したいか
- 必要なレンズの種類
- 購入手段と予算
このあたりを明確にしてから機種選びをした方が良いです。管理人はこのあたりをボンヤリと決めた状態だったので、予算オーバーしたり、あとで望遠レンズが欲しくなったりしました。
何を撮影したいか
一眼レフカメラを買ってまで撮影したいものはなんでしょうか。
- 一眼レフカメラの方が綺麗に撮れそう
- カメラ女子と呼ばれたい
- なんかカッコいい
〔1〕正直なところ、日常的な写真ならスマホでも充分キレイに撮れます。下手すればスマホの方が綺麗だったりします。
〔2〕コンパクトデジタルカメラやミラーレスカメラの方がサイズもコンパクトで価格も安い場合があります。
〔3〕こればっかりは何も言えないです。
『それならやめようかな』と思った方は、一旦購入は保留した方が良いです。
ちなみに管理人の場合は『スポーツの迫力ある一瞬を撮りたい』という理由です。
観覧席からスマホで撮影しようとしても遠くて撮影出来ないです。ズームしても画像が汚くなったりブレまくります。これに近い理由で子供の運動会や発表会などで一眼レフカメラを使っているパパやママの姿は良くみます。
一眼レフカメラでないと撮影出来ないものかどうか、ゆっくり考えることをおすすめします。
必要なレンズ
何を撮影したいかが明確になると、自然とレンズも決まってきます。
ただ、初心者には判断が難しいところなので、事前に店員さんに聞いたりネットで調べたりすることをお勧めします。
こんな感じで検索すれば、だいたい答えは出てきます。
管理人は購入時カメラの性能を優先しましたが、正直な所レンズの方が大事です。
購入手段と予算
お店で買うか、ネットで買うかの選択ですが、ネットで購入が基本的には安く手に入ります。これは一眼レフカメラに限らずですが。
最初からお店で買うと決めていたので、ネットは全く見ていませんでしたが、相場を知るうえでは購入前に見ておくのはアリです。その上で予算をある程度決めるのは得策です。
予算を決めたら、『どんなに欲しい機種を見つけても予算内でなければ諦める』ぐらいの気持ちが必要です。実際に店頭でスタッフの説明を聞いたり、様々なカメラを見てしまうと気持ちが揺らいでしまいます。
予算をオーバーしても欲しい場合は、自己責任でお願いします。
まとめ
D5600を購入してから約3ヶ月後にこの記事を書いておりますが、この3ヶ月間の間で望遠レンズの必要性を強く感じております。
決して安い買い物ではありません。焦らずに購入しましょう。
2018年11月追記
D5600レンズキットは価格もグッと下がって大変お買い得です。購入当時の実勢価格は8万5千円前後でしたが、今なら平均7万円台(6万円台もあり)で購入出来ます。急がなければ「待つ」のも賢い買い方です。
最後までご覧いただきありがとうございます。