スポーツ撮影 – 標準レンズより望遠レンズが大きく写せておすすめ

標準レンズより望遠レンズ カメラ

スポーツの迫力あるシーンを撮りたい!

 

こんな理由からD5600レンズキットを購入しましたが、セットになっている標準レンズでは「迫力あるシーン」の撮影は正直難しいです。

 

「それならなぜD5600のレンズキットを買ったの?」と言われそうですが、カメラの性能に気を取られて、レンズのある特性を理解せずに購入したからです。

 

それが『焦点距離』です。

 

自身の反省を踏まえながら、記事をご覧の皆さんが同じミスを起こさない様に書きつづっていきます。

 

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スポーツ撮影なら望遠レンズ

 

標準レンズ

 

 

キットレンズの標準レンズは【AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR】であり、この黄色部分が焦点距離を示しております。

 

この18-55mmがどの様な撮影に適しているのかを全くわかっていませんでした。

 

焦点距離

 

まず2つの写真をご覧ください。

女性が机で寝ている様子

出典:Nikon公式

 

テニスラケットを振りぬく女性

出典:Nikon公式

 

  • 1枚目(写真A)=机で寝ている女性
  • 2枚目(写真B)=テニスをしている女性

 

どちらの女性も写真いっぱいに写っていますが、撮影時の焦点距離が全く違います。

 

  • 1枚目(写真A)=48mm
  • 2枚目(写真B)=300mm

 

被写体との距離

 

【写真A】
撮影者と被写体の距離が約1m以内になります。腕を伸ばせば届くような距離です。
48mmの焦点距離でここまで被写体を大きく写すには、それだけ被写体に近づく必要があります。

 

【写真B】
写真Aと同じく約1m以内に撮影者と被写体がいるとは考えにくいです。なぜなら1m以内にカメラを持って立っていたら、確実にテニスプレーヤーの邪魔になります。

 

少なくとも15m以上は離れていると推測出来ます。

人物撮影で、撮影距離とレンズ焦点距離が変わると見え方はどう換わる?

 

焦点距離を理解せずにこれらのサンプル画像を見てしまうと、どれでも大きく撮影出来ると思ってしまいます。

 

遠くの被写体を大きく写す

 

スポーツにも色々とありますが、関係者以外で選手に近づいて撮影することは難しいでしょう。ほとんどが先ほどのテニスプレイヤーを撮影したように15m前後は離れる必要があります。

 

そうなると焦点距離55mmの標準レンズでは撮影は難しいです。もちろん選手にグッと近づいて撮影出来るのであれば可能ですが、その様な機会は少ないと思います。

 

焦点距離でみるレンズの種類

 

最後にザックリとしたレンズの種類を紹介します。

以下の様に焦点距離によってレンズの呼び名が変わります。

  • 広角(10-35mm)
  • 標準(16-120mm)
  • 望遠(55-400mm)
  • 高倍率(18-300mm)
  • マクロ(特殊)

※2018年12月時点ニコン純正レンズの場合
※焦点距離はカテゴリー内の最小~最大で表示

 

この一覧から見ると、「18-55mm」は広角を少しカバーする焦点距離だと分かります。広角となれば全体像を映したりするレンズなのでスポーツには適してないですね。

ちなみに「○○~△△mm」の様に、焦点距離に幅があるものを「ズームレンズ」と言います。そのため、キットレンズは「標準ズームレンズ」と呼ばれます。

 

焦点距離が「35mm」など数字が一つのものは、『単焦点レンズ』と呼ばれます。

望遠レンズの焦点距離は55~400mmとありますが、経験上、室内スポーツは100~150mm、屋外スポーツなら300mmまであれば事足りるかなと思います。

 

今でこそ理解は出来ますが、購入当時はレンズは何でもズームして遠くの被写体を大きく撮れると考えていました。

 

当然の如く、望遠レンズを調べ出しました。

big-onestep.com

 

最後に

 

もうお分かりだと思いますが、カメラ購入時に『ダブルズームキット』にしておけば良かった訳です。まぁ~予算もありましたので、いい勉強したなと考えるしかないです。

 

お店に行けば焦点距離による写り方の違いを表示したパネルとかあります。ただ、自分が撮影しようとしている被写体じゃないと実感が湧かないんですよね。

 

一つ誤解の内容にお伝えいたしますが、標準レンズ【AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR】は非常に優秀なレンズなのは間違いないです。軽量でAF駆動音も静かです。

 

ただ、一つ言えることは、

 

d5600

 

です。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

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