キャノンから「EOS 90D」が発表されました。
ミラーレスの勢いに押されているなかでキャノンが出してきた、一眼レフカメラでしかもAPS-C機。
管理人が持っているニコンのD5600も同じAPS-C機ということもあり、少しだけ気になる存在のカメラです。
仕様
センサーサイズ | APS-C(22.3×14.8mm) |
有効画素 | 約3250万画素 |
ISO感度 | ISO100~25600 |
シャッタースピード | 1/8000~30秒 |
高速連続撮影 | 最高約10コマ/秒 |
測距点 | 最大45点 |
視野率 | 上下/左右とも約100% |
記録媒体 | SD/SDHC/SDXCメモリーカード |
撮影可能枚数 | 約1850枚 |
質量 | 約701g(バッテリーカード含む) |
EOS 80Dの後継機種だけあって、仕様は中級~上級向け。
画素数がAPS-C機としては珍しく3000万画素を超えて騒がれてるようですが、個人的にはあんまり気にならないかな。
そもそも高画素数を活かす腕がない
やはり動きの激しいバスケを撮影する身としては、約10コマ/秒の連写スピードは気になります。
あと大会の撮影となればバッテリーの持ちも大事なので、約1850枚の撮影可能枚数は羨ましいところ。
EOS 80Dのお買い得感
2019年9月3日時点のキャノンオンラインショップでの価格は以下の通り。
- ボディー単体 150,000円(税込 162,000円)
- レンズキット 197,500円(税込 213,300円)
※レンズキットのレンズは【EF-S18-135 IS USM】
公式のショップなので定価みたいなものですが、こんなもんでしょうね。
ここで気になるのは旧モデルとなるEOS 80D(2016年3月25日発売)。発売から3年以上経過しているので、それなりに価格は下がっています。
ではスペックも価格相応かと言えば、そんなことはありません。
3年分の進化はもちろん90Dにはありますが、細かく見ていけば据え置きに近い部分も多くあります。
購入先をこだわらなければ、新品でも10万円以下で購入可能みたいです。
これからカメラを始める方は80Dを検討するのもアリかも・・
ライバルはD7500かもしれないが
位置づけ的にニコンだとD7500が競合になる・・かも。
スペックや使い勝手など総合的に見れば最新のEOS 90Dが上ですが、D7500も発売から2年以上経過しているので、価格が落ち着いていてコスパはなかなか高い。
ただ、キャノンのエントリー機からのステップアップや2台目の購入を考えている場合、レンズ資産も考えればキャノンユーザーがニコンのカメラを買う確率は低いと思う。
逆に私みたいなニコンのエントリー機(D5600)を持っているニコンユーザーが、EOS 90Dを買うのも少ないでしょう。
むしろEOS 90Dを買う予算があるなら、少し頑張ってニコンのD500を買います。私ならね・・。
なので、D7500がライバルとなるシチュエーションは、新規ユーザーがコスパ優先でEOS 80DやD7500を検討するときかなと思います。
一眼レフカメラが盛り上がれば良い
冒頭でも書きましたが、現在ミラーレス一眼が勢いをましているので、一眼レフカメラユーザーとしてはEOS 90Dには頑張ってもらいたい。
スペックを見ていたら、ミラーレスライクな使い方が出来る仕様にもなっているので、ミラーレス一眼を考えている新規ユーザーを取り込んでくれると面白い。
そして、ニコンも早く新機種出してほしい!